2024.12.19
アルミ樹脂複合板(アルポリック)
師走ですね。寒くなり、また何かと忙しい時期ですが体調には気をつけて下さい。
今日は、アルポリックという建材についてお話しようかと思います。
現在、私が携わっている現場において、鏡張りの空間を作りました。普段、鏡は出かる前など、身なりをチェックする時に使っていますが、天井・床に鏡を施工したのは初めてでした。厳密にいうと、天井はアルポリックの鏡面タイプで、今回紹介する材料になります。床には、鏡と強化ガラスを合わせた物、壁は普通の鏡を取付しました。写真は、完成途中ですが、天井・壁・床の取り合いになります。
アルポリックは、芯材をアルミニウムで挟んだ材料です。芯材としてポリエチレン芯材とポリエチレンに水酸化アルミニウムを配合し防火性能を高めたfr芯材があります。ラインナップは多々あり、詳細は割愛しますが、外装・天井・軒天・内装・看板など様々な用途で使用されております。今回は、内装専用のRFシリーズの鏡面タイプを採用しました。現地での加工も可能のようですが、工程と精度を考慮し代理店の工場でカットした物を取付しました。床に設置した強化ガラスとの合せ鏡と同様、納期がかかる商品の為、鏡のサイズを決めて間仕切りを建てるという工程でしたので、うまく鏡が取付られた時は安心しました。仕上がりも綺麗で、鏡の前に立つと無限の空間が感じられます。
お店は近日オープンします。装飾やプロジェクターでの映像等の演出もあります。新しいトリップ(trip)が始まるかもしれません。住所はこのご時世なのでシークレット(SECRET)ですが、竪町通りを入ってすぐの所です。是非お越しください。